SWELLの広告タグ機能は、広告タグを一元管理できます。
ASPのリンクを登録すると、まとめて管理や更新が可能です。

「キャンペーンが多い、記事がたくさんある」など更新の多いサイトでは、作業効率が向上し、管理の手間を減らせます。
この記事では、SWELLの「広告タグ」機能とその使い方を詳しく解説します。これを読むと、SWELL広告タグの操作方法がはっきりわかります。
この記事を書いている人

- ConoHaWING歴5年
- SWELL歴4年
- SEO検定一級合格
- 月収6ケタ(プラチナランク)
- 某ASPの社員









SWELL広告タグ:使い方と5つの型の選び方【ランキング表をサクッと作る】

SWELL広告タグは、ワードプレス管理画面の「SWELL設定」→「広告・タグ管理」から簡単に設定できます。初期設定は数分で完了します。

広告設定内に、広告タグ、文章を入れるだけで、リッチなバナーが表示されます。

SWELL広告タグには、5つの「型」が用意されてます。型に文章やHTMLコードを入れるだけで設定できるので、初心者でも安心です。
5つの型の実際の表示は、以下タブからご確認ください。
5つの広告タグを出力
【吹き出しクリックでサンプル表示】
各型の特徴と使い方を詳しく解説します。
テキスト型
テキスト型のサンプル
SWELLの購入はこちらテキスト型は、テキストリンクを出力します。

一番使う型です。
テキストリンクは記事になじむため、バナーよりもクリック率が高くなるメリットがあります。
バナー型
バナー型は「広告バナーだけ」を出力。サイドナビやフッターなど、自由な場所にバナーを表示できます。
バナー型のメリットは、アドセンス広告と連携できること。アドセンス広告って表示場所のコントロールが難しいですよね?
SWELL広告タグを使えば自由な場所にアドセンス広告を表示できます。
例えば、サイドナビだけに表示させることで、ユーザーを不快にしません。


上記画像では、サイトの「ナビだけ」にアドセンス広告を表示させてます。
SWELL広告タグと、アドセンス広告の連携手順は、以下リンクで解説しております。
アフィリエイト型
アフィリエイト型のサンプル
アフィリエイト型は「左に画像・右に情報」を配置できる広告タグです。
※スマホでは、縦表示になります。
アフィリエイト型を使えば、リッチでインパクトあるバナーを簡単に作成できます。
例えば、ファッション系商材は、商品イメージで購入が左右されるため、画像とテキストが必須です。しかし、一からレイアウトを組むのは面倒ですよね。



CCSの知識が必要です。
しかし、アフィリエイト型を使えば、画像さえ用意すれば、見栄えの良いコンテンツが短時間で作成できます。
Amazon型
Amazon型のサンプル
Amazon型は、「左に画像・右にその他の情報」を配置できる型です。



スマホでも横並びが維持されます。
Amazon型は、Rinker(リンカー)のようなレイアウトで、広告タグが作成できるメリットがあります。
Rinkerサンプル
Amazon型はアフィリエイト型と似ています。
アフィリエイト型との違いは「説明文・順位の設定」ができないところです。
説明文を表示させたいならアフィリエイト型を使いましょう。
ランキング型
ランキング型のサンプル
ランキング型は、アフィリエイト型に「上にタイトル、下側にボタン」が追加された型です。



「評価」「金額」2つボタンを設置できます。
ランキング型の最大のメリットは、ランキングを柔軟に増やせること。
ランキング型を3つ作り、重ねて出力すれば「上位3位のランキング」が作成できます。
【サンプル】
ランキングは、他のワードプレステーマでも備わっています。しかし、柔軟性が低くダサくなりがちです。
例えばアフィンガー6は、「3位ランキング」しか作成できません。5位まで表示させるには追加料金が必要です。
SWELLなら、無料で「ランキング10位表」など作成できます。
【初心者でも簡単】SWELL広告タグの2つの呼び出し方法


SWELL広告タグの呼び出し方法は2つあります。
それぞれ解説します。
呼び出しコードを貼り付ける


SWELL広告タグの呼び出し方、1つ目は「呼び出しコード」をペーストする方法です(画像参照)。
ブロック挿入ツールから設定する
2つ目は、ブロック挿入ツールから設定する方法です。


「固定・投稿ページ」の左上の「+」から、ブロック挿入ツールを呼び出します。その中に広告タグがあります。


ブロック挿入ツール「広告タグ」を選択、プルダウン選択するだけで設置できます。
テキスト型はプルダウン選択できない(注意点)
ブロック挿入ツールから呼び出したSWELL広告タグは、プルダウンで選択できます。しかし「テキスト型」は選べません。


プルダウンで選択できないため、画像赤枠のように「検索」して、テキスト型を呼び出します。
SWELL広告タグでABテストができる【3つのメリット】


SWELL広告タグを使うメリットは3つあります。
それぞれ解説します。
ABテストができる
1つめのメリットは、ABテストが無料でできることです。


SWELL広告タグは、すべての広告形式で表示回数とクリック数を自動計測します(設定不要)。
得られたデータを活用して、クリック率を改善できます。
例えば、ユーザーに「広告タグが何回表示されたか?クリックされたか?」計測できます。
そのため「どのバナーが効果悪い?」が可視化できます。



つまり「稼げるボタン」がわかります。
例えば、1か月100クリック発生していたバナーのクリック率が10%改善した場合、10回クリックが増えます。



クリックが増える分、収益化の可能性はあがります。
「毎月PVが増えているのに収益が増えない…」
この場合、クリックされずに離脱している可能性が高いです。
SWELL広告タグを使うと、成果の低いバナーを数値で判別できます。その結果、仮説検証の精度が上がり、収益を伸ばせます。
SWELLはABテストが無料でできる
SWELL「ABテストブロック」と「広告タグ」を併用することで、ABテストができます。
※ABテストブロックとは、2つの要素をランダムで表示できるSWELLブロック
AFFINGER6(アフィンガー6)やJIN(ジン)やコクーンでもABテスト機能があります。しかし、数値計測まではできません。
テーマ名 | SWELL | アフィンガー6 | THE THOR | サンゴ | ジン |
---|---|---|---|---|---|
インプレッション | 可 | 有料プラグイン必要 (4,980円込) | 可 | 不可 | 不可 |
クリック | 可 | 有料プラグイン必要 (4,980円込) | 可 | 不可 | 不可 |
「AFFINGER6」でABテストを実施するには、別途「ABテスト3プラグイン(24,800円)」の購入が必要です。
一方、SWELLでは追加費用なしで同等の機能を利用できます。



SWELLは17,600円と高い印象ですが、ABテスト機能だけでも、価値があります。


しかも、ABブロックの使い方はとっても簡単です。
ブロック挿入ツールから「ABテスト」を呼び出し、ショートコードをペーストするだけ。50%の割合でランダム表示される設定となってます。


表示割合の調整も可能です。例えば「5:5や7:3」で設定できるので、統計的な検証も可能です。
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記事作成・リライト時間を確保できる
2つ目のメリットは、ブログ運営にかかる時間を節約できることです。
なぜなら、SWELL広告タグによって以下が可能になるからです。
- 期間限定キャンペーン終了後、関連する広告表示を一括で元に戻せる
- 5つの型が用意されているので、広告デザインで悩む時間が減る
- クリック操作だけで見栄えの良いバナーやランキング表が作れる
CocoonやJINなどのテーマにも広告管理機能はありますが、多くはテキスト型とバナー型のみで、凝ったデザインにするにはHTMLやCSSの知識が必要です。一方、SWELLは専門知識がなくても、クリック操作だけで美しいランキング表などを作成できます。
- 新しい記事の執筆に集中する
- より魅力的なバナー画像の作成に時間をかける
- 既存記事の質を高めるリライト作業に注力する
結果的に、ブログ全体の品質向上に必要な作業に、より多くの時間を割り当てられます。
SWELLユーザーとサイト差別化ができる
3つ目のメリットは、他のSWELLユーザーが運営するサイトとの「差別化」を図れることです。
SWELLを使っている多くの人は、広告タグを記事内だけでなく、ウィジェットエリア(サイドバーやフッターなど)でも活用できることを知りません。
この機能を積極的に使いこなすことで、サイトに独自性を出すことができます。


SWELLはクリック操作だけで美しいサイトをデザインできます。そのため、設定をそのまま使うと、他のSWELLサイトと見た目が似てしまうことがあります。
しかし、SWELL広告タグを独自の発想で活用すれば、他のサイトとは一味違う、読者の目を引くコンテンツを作成できます。
【実演】SWELL広告タグでランキングを作る3ステップ
ここからは、SWELLの広告タグ機能を使い、ランキングを作成する手順を説明します。
この手順に沿って進めると、見栄えの整ったランキングを作成できます。
ステップ1:ランキングに掲載する広告タグを作成する
はじめに、ランキングの表示に使う「広告タグ」を、掲載したい商品の数だけ作ります。今回は例として、3つの商品をランキング形式で紹介する手順で進めます。
WordPressの管理画面で「広告タグ」から「投稿を追加」をクリックします。


タイトルは自分だけが確認するためのものなので、「ランキング1位:(商品名)」のように、後から見て分かりやすい名前を付けておくと管理しやすくなります。




- 画像:商品の魅力が伝わる画像を設定します。公式サイトにある鮮明な画像などがおすすめです。
- タイトル:商品名やサービス名を入力します。
- 評価:星の数で評価を設定できます。5段階の評価は、商品の良さがひと目で伝わるため設定をおすすめします。
- 説明文:商品の特徴やおすすめの理由を具体的に書きます。箇条書きを使うと、表示が整理されて読みやすくなります。
- ボタン①(公式など):アフィリエイトリンクを設定します。ボタンの文章は「公式サイトで見る」「詳細はこちら」などが分かりやすいでしょう。
- ボタン②(レビューなど):口コミ記事への内部リンクや、別の販売サイトへのリンクを設定できます。詳細なレビュー記事へのリンクを設定する方法もあります。


この作業を、ランキングに載せたい商品の数(今回は3つ)だけ繰り返します。地道な作業ですが、ここを丁寧に行うと、後の作業がスムーズに進みます。
ステップ2:記事内に広告タグを呼び出す
次に、作成した3つの広告タグを記事に呼び出します。
SWELLのブロックエディタを使えば、驚くほど簡単です。


記事の編集画面で、ランキングを挿入したい場所に「広告タグ」ブロックを追加します。ブロックの検索窓に「広告」と入力するとすぐに見つかります。


追加したブロックのプルダウンメニューから、先ほど作成した「ランキング1位:〇〇」の広告タグを選択します。
タイトルは自分だけが確認するためのものなので、「ランキング1位:(商品名)」のように、後から見て分かりやすい名前を付けておくと管理しやすくなります。
同じ手順で、すぐ下に「ランキング2位」「ランキング3位」の広告タグブロックを追加し、それぞれ対応する広告タグを選択します。
たったこれだけで、3つの商品が並んだランキングのベースが完成です。
プレビュー画面を見ると、きれいに整列したランキングが表示されているはずです。
ステップ3:ランキングのデザインを調整する
最後に、ランキング全体をより見やすく、魅力的にするための仕上げ作業です。私はいつも「ボックスブロック」と「見出し」を組み合わせています。
SWELL(ランキング1位)
先ほど設置した広告タグブロック全体を選択し、ブロックツールバーの「オプション」から「グループ化」を選びます。




グループ化したブロックを、さらに「SWELL」の「ボックスブロック」で囲みます。背景色を少し変えたり、枠線を付けたりするだけで、グッとデザイン性が高まります。
ボックスブロックのすぐ上に「第1位」といった見出しを追加すると、どの商品が何位なのか一目で分かります。
この一手間を加えるだけで、読者が「お、このランキングは見やすいな」と感じてくれるようになります。
ランキングの順位を入れ替える簡単な方法
「新しい商品が出たから、2位と3位を入れ替えたいな」
ランキング記事を運営していると、こんな場面がよくありますよね。
SWELLの広告タグなら、順位の入れ替えもとても簡単です。記事の編集画面で、順位を入れ替えたい広告タグブロックを選択し、ブロックツールバーにある「上へ移動」「下へ移動」の矢印アイコンをクリックするだけ。


HTMLコードを直接編集する必要がないので、ミスも起こりにくく、数秒で更新作業が終わります。この手軽さが、SWELLを使い続ける理由の一つです。
SWELL広告タグのよくある質問
最後に、SWELLの広告タグを使う上で、私が最初につまずいた点や、よく質問されることをQ&A形式でまとめました。
SWELL広告タグ:ランキング記事を使い倒して収益アップ!【まとめ】
この記事のまとめです。
SWELLの広告タグ機能を使うと、次の3つの利点があります。
- 表示回数とクリック数を自動で計り、A/Bテストができます。
- 複数の広告を1か所でまとめて管理でき、1回の操作で更新が可能です。
- ランキング形式の表を手軽に作れて、収益につながる確率を高められます。
例えば、AFFINGER6でA/Bテストをする場合、テーマ代14,800円(税込)と、A/Bテスト用のプラグイン代4,980円(税込)の合計19,780円がかかります。
一方でSWELLは、テーマ価格17,600円(税込)の中に、A/Bテスト機能や比較表作成機能、バナー作成機能など、ブログ運営に必要な機能がすべてそろっています。
これらの点をふまえると、SWELLは魅力的な選択肢ではないでしょうか。

