SWELLのABテスト機能、簡単で便利って本当?
SWELLは「ABテスト機能」が備わってます。でも、難しそうだから使ってない人が多いです。
でも使い方はとっても簡単です。「ブロック挿入ツール」から「ABテスト」ブロックを選択するだけ。
初心者でも3分で始められます。
そこでこの記事は、ABテストを実施する手順をご紹介します。この記事を読めば、CTAボタン(コールトゥアクション)のクリック率を改善できます。
SWELLのABテストブロックを使うと、「クリックされやすいボタン」が数値で判断できます。
この記事を書いている人
- ConoHaWINGユーザー4年目
- SWELLユーザー3年目
- SEO検定一級合格
- 月収6ケタ(プラチナランク)
- 某ASPの社員
スクロール&拡大できます
初心者でも簡単:SWELL「ABテストブロック」とは?
サンプル
SWELLを始めるSWELLのABテストブロックは、AとBの2つの箱に、検証したい「ボタンやテキスト」などの要素を入れて、簡単にABテストを始められる機能です。
SWELLユーザー限定機能です。
注意点は、SWELL「ABテストブロック」は、2つの異なる要素をランダムに切り替えるだけのブロックです。
そのため、AB要素を数値で検証したい場合は、要素を「SWELL広告タグ」か「SWELLボタン」で作成する必要があります。
例えば「AボタンとBボタン、どっちがクリック率が高いか?」比較したい場合は、ABともに「SWELLボタン」で制作してください。
【SWELLボタンブロックサンプル】
広告タグサンプル
通常、ABテストはGoogleオプティマイズ、SiTest(サイテスト)などの専用ツールを使いますが、SWELLなら追加料金も設定も不要です。今すぐ気軽にABテストを始められます。
ABテストが使えるテーマは、SWELLとTHORだけ
テーマ名 | SWELL | アフィンガー6 | THE THOR | サンゴ | ジン |
---|---|---|---|---|---|
インプレッション | 可 | 有料プラグイン必要 (4,980円込) | 可 | 不可 | 不可 |
クリック | 可 | 有料プラグイン必要 (4,980円込) | 可 | 不可 | 不可 |
2023年現在、WordPressテーマでABテスト機能があるのは、SWELLとTHE THORだけです(個人調査)。
人気テーマのアフィンガー6でも有料で、ABテストをするには「ABテストプラグイン3」の購入が必要です。
アフィンガー以外でABテストをする場合も「ABテストプラグイン」を使います。このプラグインは無料ですが、日本語非対応で設定が難しいです。
一方、SWELLはデフォルトでABテスト機能があり、無料で日本語対応です。
SWELL「ABテストブロック」の使い方【動画で解説】
SWELL「ABテストブロック」の使い方は簡単です。ブロック挿入ツールから「ABテスト」を選び、異なる2つの要素を入れるだけです。
デフォルトでは「50%対50%」の割合で交互に表示されます。
表示割合を30対70に変更したい場合は「ブロックプロパティー」から比率調整が可能です。
ABテストの具体的手順は以下の通りです。
まず、ABテストをする理由と仮説を考えます。目的を明確にすることで、検証精度が上がります。
次に、比較する要素を作成します。「広告タグ」や「SWELLブロック」でパーツを作成します
最後に、「SWELL広告タグ」や「SWELLボタン」をABテストブロックにセットします。これでセット完了です。
「STEP2」の検証要素について、おすすめの検証要素は以下の3つです。
それぞれ解説します。
文字量のABテスト
1つめは、文字量のABテストです。テキストやバナーの文字量に差をつけ、クリック率を検証します。
- バナー内に占めるテキストの割合
- 言葉の言い回し
- テキストのレイアウト
例えば「短い文言が効果が高い」と判断できれば、ライティングやバナー制作に取り入れることで、工数削減ができます。
画像のABテスト
2つめは、画像のABテストです。見た目によってクリック率が変わるかをテストします。
- 全くデザインの違うバナー
- 同じキャッチコピーでデザインの違うバナー
- 同じデザインだが人物の性別が違う
- シンプルなデザインと加工強めなデザイン
勝ちパターンを見つけることで成約率が上がります。サイトやバナーデザインに応用でき、デザイン工数削減にも繋がります。
訴求のABテスト
3つめは、訴求のABテストです。
キャッチコピーやマイクロコピーの訴求を複数用意し、クリック率の高いパターンを検証します。
- 価格
- 機能
- 効果
- ベネフィット
- 割引
訴求は人を動かす効果があります。つまり、アフィリエイトの成約率に直結します。
SWELLでABテストができない:2つのパターンを紹介
記事の冒頭でお伝えした通り、SWELL「ABテストブロック」は広告タグとSWELLボタンが必要です。そのため、以下の2つのABテストは実施できません。
それぞれ解説します。
記事タイトルのABテスト
記事タイトルのABテストはできません。
なぜなら、記事のタイトルに「ABテストブロック」が挿入できないからです。
フォームやウィジットも同様で、「ABテストブロック」が挿入できない箇所はABテストができません。
ブログパーツを使ったABテスト
ブログパーツを使ったABテストもできません。
これはSWELLの仕様で、ブログパーツを使って出力した「SWELLボタン」や「広告タグ」は数値の計測ができません。
「SWELLボタン」や「広告タグ」の数値計測は、記事に直接設定した場合のみ可能です。
SWELL:ABテストで良い連鎖が起きる【3つのメリット】
SWELL「ABテストブロック」メリット
SWELL「ABテストブロック」を使うメリットは、3つあります。
それぞれ解説します。
ブログ初心者でもABテストができる
1つめのメリットは、ブログ初心者でもABテストができること。
SWELLはクリックだけでABテストができます。難しい操作はございません。
初心者でも失敗しません。
もちろん、SWELLユーザーなら無料で利用できます。
短期間で「勝ちパターン」がわかる
2つめは、短期間で「勝ちパターン」がわかること。
なぜなら、ABテストの設定が簡単だから。
SWELL以外でABテストを実施する場合、
- プラグインを入れる
- パラメータを準備
- ボタンデザインする
など、事前準備で一日取られます。
SWELLなら、10分あればABテストを始められるので、翌日から検証に入れるメリットがあります。
- この文言が刺さる
- こんな訴求が成約率あがる
- このバナーはクリックされやすい
勝ちパターンを見つけられると、リライトや記事作成の工数が減ります。
なぜなら「迷い」がなくなるからです。
例えば、リライトをするとき、そもそも何をリライトすべきか悩んだことありませんか?
そんなとき、ABテストから検証した売れる言葉でリライトすることで、効果的なリライトが短時間で実施できます。
柔軟性が高い
3つめは、柔軟性が高いこと。
なぜなら「ABテストブロック」は、SWELLブロック内で使えるからです。
例えば、アコーディオンブロック、テーブルブロック、リッチカラムブロックなど、併用できます。そのため、工夫次第で以下のようなABテストの検証も可能です。
- バナーデザインのABテスト
- ファーストビューのABテスト
- リード文のABテスト
上記URLは、簡易的に作成した「リード文のABテストページ」です。「F5」更新すると、ページ単位で切り替わります。
魅力的なリード文は、リード文内のクリック率が高くなります。
リード文って「どんな内容で書けば正解なのか」判断できませんよね。そんなときABテストブロックを使うことで、効果的なリード文がわかります。
SWELL:ABテストブロックは、数値管理が難しい【デメリット】
数値管理が難しい:デメリット
SWELL「ABテストブロック」のデメリットは、数値管理が難しいこと。
なぜなら、「広告タグ」と「SWELLボタンブロック」は、別ページで管理しているからです。
広告タグの数値は、管理画面の「広告タグ詳細」から確認できる仕様です。
SWELLボタンの数値は、SWELLボタンを作成したページ内から表示回数、クリック数の確認ができる仕様です。
ご覧の通り、広告タグとSWELLボタンは、別管理です。
そのため、ABテストを実施する場合は、あらかじめ「日付」「ABテスト名」「URL」などで紐づけをすることが重要です。
SWELLならABテストが無料でできる【まとめ】
まとめです。
SWELL「ABテストブロック」を使えば、ブログ初心者でもABテストができます。ABテストの目的を決め、要素を作成し(広告タグやSWELLボタン)、ABテストブロックに組み込みます。
- ABテストの目的を決める
- 要素を作成する(広告タグorSWELLボタン)
- ABテストブロックに組み込む
SWELLのABテストブロックは、以下メリットを得られます。
- アフィリエイトの成約率があがる
- デザイン工数が減る
- 売れる訴求軸がわかる
ABテストができるワードプレステーマは、SWELLとトールだけです。
他のテーマは、10,000円で別途プラグインを購入する必要があります。SWELLなら0円で初期設定なしで、今すぐABテストを開始できます。
しかも永久無料で使えます。