
SWELLで、GA4(Googleアナリティクス4)を設定する方法を教えてください。
ユニバーサルアナリティクス(UA)を使っている人は、GA4への移管が必要です。
なぜなら、UAタグでは、計測できなくなったからです。
この記事では、SWELLでのGA4設定手順を紹介します。この記事の手順に従えば、誰でも5分でGA4タグを設定できます。
この記事を書いている人(開く)


- ConoHaWING歴5年
- SWELL歴4年
- SEO検定一級合格
- 月収6ケタ(プラチナランク)
- 某ASPの社員


















「SEO SIMPLE PACK」でGA4を設定する【SWELL】
結論、「SEO SIMPLE PACK」を入れるだけで、SWELLでGA4を設定できます。


- 「SEO PACK」をクリック
- 「Googleアナリティクス」をクリック
- GA4タグを入力
GA4と同時計測したいなら「UAタグ」を入力- 「設定を保存する」
まだGA4タグを発行していない方は、まず発行する必要がございます。
GA4タグの作成、出力方法


GA4タグの発行方法を記載します。
アナリティクスのトップページへ。
- アカウントを作成をクリック
- データストリームをクリック


データストリーム内、プラットフォームを「ウェブ」を選択。


- ストリームを作成ウェブサイトのURLを入力
- ストリーム名を入力
- ストリームを作成


GA4タグをコピーします。


「seo simple pack」③にGA4タグをペースト、保存します。



お疲れさまでした。作業はこれで終了です。


最後に、「GA4のタグが動いているか?」確認します。アナリティクスのトップページを表示すると、GA4のプロパティが作成されています(上記画像)。


アナリティクスのホーム画面から、ユーザー数の確認ができます。数値が計測できていれば、タグが動いている証拠です。


アナリティクスのホーム画面に数値が反映されるまで、1日かかる場合があります。



タグの動作を即時確認するには、リアルタイムレポートが最適です。
リアルタイムレポートを表示するには、ホームナビ「レポート」をクリックします。


自分のサイトを閲覧していると、リアルタイムで「1」という数字が表示されます。これで正しく計測できていることが確認できます。
GA4とは?ユニバーサルアナリティクスとの違いを解説




GA4とは「Googleアナリティクス4」の略称です。
2023年7月1日、従来のGoogleアナリティクスであるUA(ユニバーサルアナリティクス)のサポートが終了、GA4への移行がアナウンスされました。
GA4に切り替わる背景
GA4にアップデートした理由は「国際的なプライバシー保護」に対応するためです。
seohacks.net
GA4は、GDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)といった、世界各国のプライバシー保護に準拠しており、必要最低限のデータだけを取得する仕組みとなっています。
リニューアルするというより、プライバシー保護法制への対応が必要となり、変更を余儀なくされました。


GA4の最大の特徴は、計測方法が変わったこと。
UA(ユニバーサルアナリティクス)は、セッションを中心とした「ページ単位」の計測方法でしたが、GA4は「イベント単位」の計測に切り替わっております。
GA4とUAは、どのような違いがあるか、詳細を確認します。


ユニバーサルアナリティクス(UA) | Googleアナリティクス(4G) | |
---|---|---|
価格 | 無料 | 無料 |
計測 | セッション(ページ) | ユーザー(イベント) |
Webとアプリの横断 | 不可 | 可能 |
AIによる予測 | なし | あり |
AMP計測 | 可能 | 不可 |
BigQuery | 有料 | 無料 |
サーチコンソールとの連携 | 可能 | 可能 |
レポート | 複雑 | シンプル |
比較してみると、GA4とUAは、別物の計測ツールだということがわかります。
GA4では、参照元が変わったり、日付をまたいでも、30分以内の再訪であれば1つのセッションと見なします。
SWELLでGA4を設定する3つの方法
SWELLでGA4を設定する方法は、実は一つだけではありません。主に3つの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
あなたのスキルや今後のサイト運営の方針に合わせて、最適な方法を選んでみてください。
設定方法 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
① SEO SIMPLE PACK | 設定が一番簡単。数クリックで完了する。 | 専用プラグインのインストールが必要。 | 初心者、とにかく手軽に設定したい人 |
② SWELL本体の機能 | プラグイン不要でサイトが軽いまま。 | タグを設置する場所が少し分かりにくい。 | プラグインを増やしたくない人 |
③ Googleタグマネージャー | GA4以外のタグも一元管理できて高機能。 | 設定が複雑で、初心者には難しい。 | 今後、広告タグなども使いたい中上級者 |
私の場合は、ブログを始めたばかりで難しいことは避けたかったので、迷わず「① SEO SIMPLE PACK」を選びました。
この記事では主にその方法を解説していますが、他の方法も簡単に紹介しますね。
方法2:SWELL本体の機能を使う
もし「余計なプラグインは入れたくない」と考えているなら、SWELLにもとから備わっている機能を使うのがおすすめです。
- WordPressの管理画面から「外観」→「カスタマイズ」に進みます。
- 「高度な設定」をクリックします。
- 「headタグ終了直前に出力するコード」という欄に、取得したGA4の測定タグ(“から始まるコード)をそのまま貼り付けます。
- 最後に「公開」ボタンを押せば設定は完了です。
これだけで、プラグインなしでもGA4の計測が始まります。
方法3:Googleタグマネージャー(GTM)を使う
これは少し上級者向けの方法です。
Googleタグマネージャー(GTM)は、GA4だけでなく、広告のタグやヒートマップツールのタグなど、さまざまな計測タグをまとめて管理できるツールです。
将来的に本格的なサイト分析やWeb広告の出稿を考えているなら、最初からGTMで設定しておくのも良い選択です。
ただし、設定手順が複雑になるため、初めてブログを開設した方には少しハードルが高いかもしれません。
GA4設定でよくある質問と解決策
ここでは、GA4の設定で初心者がつまずきやすいポイントをQ&A形式で解説します。
私も実際に「あれ?」と思った経験があるので、ぜひ参考にしてください。
SWELLでGA4設定は「SEO SIMPLE PACK」で解決【まとめ】
まとめです。
SWELLはプラグイン「seo simple pack」を使うことで、簡単にGA4の設定・移管ができます。
SWELL以外のワードプレステーマを使っていても、タグの設定だけで移行が完了するため、技術的な知識がなくても簡単に導入できます。