この記事は「開設手順1」の続きです。
コノハウィングは、ドメイン2つ永久無料で利用できます。
しかし、ドメイン名は適当につけてはいけません。
なぜなら、変更できないからです。
この記事では、コノハウィングでドメインを取得する方法と、SEOに強いドメイン名のつけ方をご紹介します。
この記事を読めば、1年後にドメインを買い直す必要がなくなります。
この記事を書いている人

- ConoHaWING歴5年
- SWELL歴4年
- SEO検定一級合格
- 月収6ケタ(プラチナランク)
- 某ASPの社員









コノハウィング:独自ドメインが2つまで無料で利用できる

コノハウィングは
ドメイン2つまで無料です。
1つ目の無料ドメインは、人気の高い21種類(例:「.com」「.net」「.info」など)から選択可能です。
取得できるドメイン一覧
2つ目のドメインは、8種類のドメインから選択可能です。
- .online
- .space
- .website
- .tech
- .site
- .fun
- .tokyo
- .shop
ドメイン2つ無料であるメリットは、特化ブログと雑記ブログがつくれること。例えば、雑記ブログを始め、アクセスが伸びてきたジャンルを2つ目のドメインに移し、特化ブログにすることで、収益化が進みます。
ドメイン名をつける際の3つの注意点【変更不可】

ドメイン名取得で注意することは3つあります。
- 変更できない
- 英語表記でドメインを取得する
- ハイフンを使う
順番に解説します。
あとから変更できない
取得したドメインは変更できません。
例えば、自転車ブログ(bicycle-blog)から料理ブログ(cooking-blog)へ変更することはできません。
そのため、SEOに有利なドメイン名にすることが非常に大切です。
SEOに有利なドメイン名とは、売りたい商材と関連するドメイン名をつけることです。例えば、カメラを販売する場合は「camera-shop.com」などが適しています。
英語表記でドメインを取得する
2つめの注意点は、ドメインは英語表記で取得すること。
なぜなら、Googleは英語を推奨しているからです。
ときどき日本語のドメインを見かけますがSEOに不利に働きます。
ドメインは後から変更できないので、「使えないドメイン」になってしまいます。
ハイフンを使う
3つめの注意点は、ドメイン名は、アンダーラインではなく「ハイフンを使うこと」。
URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
引用:Google検索セントラル
こちらも、英語表記同様、Googleが推奨しているルールです。
SEOに強いドメイン名【SEO検定1級から出題】
SEO検定一級の問題に「SEOに強いドメイン名」について出題されてました。
SEO検定とは、SEO協会が実施している民間資格です。
SEOに有効なドメイン名の条件は、以下3つです。
順番に解説します。
短くシンプルなドメイン名
1つ目は、短くシンプルなドメイン名にすること。
理由は、ユーザーにとって記憶しやすく、ブランド認知度向上にも繋がるからです。
また、URLが長すぎると、ユーザーに不信感を与えたり、SNSなどで共有しにくくなったりするデメリットもあります。
例えば、「初心者向けおすすめレンタルサーバー比較ブログ」というテーマのサイトでドメイン名を設定する場合、どちらが覚えやすいでしょうか。
「https//www.recommendation-rental-server-beginner.com」
「https//www.rental-server.com」
後者の短いドメイン名であれば、「レンタルサーバー比較のサイト」だと直感的に理解できます。
記憶に残りやすいドメイン名は指名検索(サイト名を直接検索されること)の増加に繋がり、これはGoogleからのサイト評価向上に貢献します。「多くの人から名指しで検索されるサイト=役立つサイト」とGoogleが認識するためです。
Googleからの評価が高まることで、サイトのドメインパワー(SEOにおけるサイトの信頼性や権威性)が向上し、検索順位が上がりやすくなります。
結果として、アクセス数増加や収益化の加速が期待できます。
自分のサイトのドメインパワーは、以下リンクから確認できます。
メインキーワードと地域名を入れる
2つ目は、地域名やドメイン名に「ブログのメインキーワード」を入れることです。
理由は、ユーザーだけでなく検索エンジンのクローラー(ロボット)もサイトの内容を把握しやすくなり、SEO評価の向上に繋がるからです。
メインキーワードをドメイン名に含めているところも統計的に上位表示している傾向が見られます。
2021年のSEO検定1級の公式テキスト(119ページ)
例えば、「沖縄の観光ブログ」を運営しているにも関わらず、ドメイン名が「https://www.google.com/search?q=kanagawa-travel.com」(神奈川旅行)では、ユーザーも検索エンジンも混乱します。
訪問者にも検索エンジンにも、サイト内容が一目で伝わるドメイン名が理想です。例えば、横浜でマッサージ店を経営しているなら「yokohama-massage.com」のようなドメイン名が適切です。
中古ドメインを避ける
3つ目は中古ドメインを避けること。
なぜなら、評価の悪い中古ドメインを購入してしまうと、SEOで不利になるからです。
中古ドメインとは中古マンションのようなもの。例えば「過去に事件のあった部屋」のように、過去データ(歴史)を引き継ぎます。
もし知らずに評価の悪かったドメインを購入してしまうと、「評価が悪い状態からブログスタート」することになります。
例えばこんなサイトです。
- アダルトサイト
- 闇金融サイト
- ギャンブルサイト

どうやって中古・新規ドメインを判断するの?
ウェイバックマシンを使えば、中古ドメインの評価を確認できます。
ウェイバックマシンは、インターネット上のWorld Wide Webやその他情報を扱うデジタルアーカイブ。アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコにある非営利団体のインターネットアーカイブが2001年にサービスを開始した。
引用:back Machine( ウェイバックマシン )
コノハウィングでドメインを取得する手順
コノハウィングで、ドメインを取得する手順を解説します。
まず、コノハウィングトップへ。
ConoHaWING(公式)

画像の①を参照し、ドメインをクリックします。


画像②、ドメイン取得をクリック。


画像②、希望するドメイン名を入力します。
ドメイン名をつけるポイント
- 短くシンプルなドメインにする
- ハイフンを使う
- 地域名や商品名を入れる


希望するドメイン名が既に他のユーザーに使用されている場合は、「取得できません」といった趣旨の表示(例では「バツ印」)が出ます。画像例の「seo-study」は取得可能な状態です。


画像の③の「次へ」を押す前に、ドメインの過去評価を確認しておきましょう。
さきほどご紹介したback Machine( ウェイバックマシン ) で調査します。


本サイトドメイン「https://www.seo-study.jp/」を入力したところ、「アーカイブなし」と表示されました。
新規ドメインであることが確定しました。


ドメイン名は二度と変更できません。念の為Googleのインデックス状況の確認もしておきましょう。
「site:ドメイン名」とGoogle検索窓に入力することで、過去のGoogleインデックス状況がわかります。


「site:https://www.seo-study.jp/」を、Google検索窓へ入力します。
Google検索結果で表示されなかったら、過去のインデックスがない証拠です。



安心して新規ドメインを発行できる状態になりました。
コノハウィングに戻ります。
ConoHaWING(公式)

契約年数、価格を確認し、問題なければ③決定をクリック。


ドメイン取得中と表示されます。


取得完了です。
ドメイン名を適当につけると後悔する【まとめ】
本記事の重要なポイントをまとめます。
コノハウィングでは独自ドメインを2つまで無料で利用できます。しかし、ドメイン名は一度取得すると変更できないため、事前の慎重な選定が極めて重要です。
- 短くシンプルなドメインにする
- ハイフンを使う
- 地域名や商品名を入れる
これらのポイントを押さえることで、SEOで有利なスタートを切ることができます。
検索エンジンからの評価を高め、サーチコンソールでのパフォーマンス向上することで、サイト運営が軌道に乗り、毎月1万円以上の収益化も期待できます。
手順3では、コノハウィングのDNS設定方法をご紹介します。
\前回・次回の記事はこちら/