ブログ運営に慣れてくると、「新しいサイトを作りたい」という気持ちがわいてきます。
そこで気になるのが、「ConoHa WINGなら3つ目のドメインも無料なのか」という点。
結論からお伝えすると、特典の「永久無料ドメイン」でもらえるのは2つまでです。 3つ目からは、自分でお金を払って取得・運用しなければなりません。
費用がかかる以上、できるだけコストを抑えて効率よく運営したいところ。 今回は、無駄な出費を避けつつ、スムーズに新しいサイトを立ち上げる方法を解説します。
やたろうこの記事を見た方限定で、1,000円割引クーポンがもらえます(2,000円以上のドメインを購入)。
この記事を書いている人(開く)


- ConoHaWING歴5年
- SWELL歴4年
- SEO検定一級合格
- 月収6ケタ(プラチナランク)
- 某ASPの社員


















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「1円」の罠と3年維持費|ConoHa WINGで3つ目をまとめて管理すべき理由【3年比較】
ConoHa WINGの大きな魅力は、独自ドメインが2つまで永久無料であること。特典を使い切ったあとの追加分には、どうしても料金が発生します。
3つ目のドメインを取得するとき、多くの人が迷います。「ConoHaの管理画面でサクッと追加するか」、それとも「他社で1円などの激安ドメインを探してくるか」。
私自身、最初は「1円」という安さに惹かれて他社で取得しました。しかし長く運営してみると、「実はConoHaでまとめて管理したほうが安上がりだった」というケースも多いのです。
| 比較項目 | ConoHa WINGで取得 | 他社(例:お名前.com)で取得 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 無料キャンペーンの場合あり | 1円〜など格安の場合あり |
| 更新費用 | 比較的安定 | ドメインの種類により最安値の可能性あり |
| 管理の手間 | WINGの画面だけで完結 | 管理会社が分かれるため手間が増える |
| 設定作業 | 自動で完了 | ネームサーバーの手動設定が必要 |
| おすすめ | 手間を減らしたい人 | 長期コストを極限まで抑えたい人 |
理由はシンプル。
ドメインは「取得費用」よりも「更新費用」のほうが高いからです。特に「.com」や「.net」のような人気ドメインは、2年目以降の料金が大きく跳ね上がる傾向にあります。
ここで、3年間サイトを運営した場合のコストをシミュレーションしてみましょう。(※価格は変動するため、あくまで目安です)
| 比較項目 | ConoHa WINGで追加取得 | 他社(格安レジストラ) |
|---|---|---|
| 1年目(取得費) | 約 1,500円 | 約 1円〜 |
| 2年目(更新費) | 約 1,500円 | 約 1,800円〜 |
| 3年目(更新費) | 約 1,500円 | 約 1,800円〜 |
| 3年合計 | 4,500円 | 3,601円〜 |
| 管理の手間 | ログイン不要(サーバーと同じ) | 毎年メール確認・支払い手続きが必要 |
| ネームサーバー | 全自動 | 毎回手動設定が必要 |
計算上は、他社で取得したほうが数百円から千円ほど安くなります。
しかし、この差額を節約するために以下の作業が発生します。
- 他社管理画面のIDとパスワード管理が増える
- 毎年の更新時期に支払い手続きを行う
- ConoHa WINGとの紐付け(ネームサーバー設定)を自分で行う
- Whois情報公開代行の設定漏れがないか確認する
私はこれらを「見えない管理コスト」と呼んでいます。サイト運営に集中したいなら、わずかな差額は「手間賃」と考えて、ConoHa WING内で完結させるのがスマートです。
逆に、10サイト以上作るような量産アフィリエイトを行うなら、他社で安く仕入れるメリットが大きくなります。
ご自身のスタイルに合わせて選んでみてください。
【図解】ConoHa WINGで3つ目のドメインを追加・設定する全手順
ドメインの準備ができたら、ConoHa WINGにつなぐ設定を始めましょう。
基本的な流れは、これまでのドメイン取得と同じ。 「ドメインを買う」「サーバーに追加する」という、2つのステップに分けて考えるとイメージしやすいはず。
ただし、他社でドメインを取得したときは注意が必要です。 必ず「ネームサーバーの設定」を行うようにしてください。
ステップ1:ドメインの取得(有料)
ConoHa WINGで取得する場合
コントロールパネルにある「ドメイン」タブから「+ドメイン」を選び、希望のドメインを購入しましょう。


管理画面「ドメイン」タブからドメイン取得をクリック。


任意でドメイン名を入力。在庫があれば購入できる仕様です。
なお、ConoHa WING内でドメインを購入する場合、更新料はかかりません。そのため「2年目から維持費が高くなる」心配は不要です。
また、1年単位で、10年先まで購入できます。ブログが起動に乗ってきたら10年まとめて購入することで、管理の手間を省けます。


今ならさらに、この記事を読んでくださっている方へ「1,000円割引クーポン」をプレゼントできます。



このともクーポンはConoHa WING内で、WordPressテーマ代やサーバー代として利用できます。
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- キャンペーンと併用できます。
- 当サイト以外から申し込んだ場合は無効となります。
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他社で取得する場合
お名前.comやムームードメインなどでドメインを購入します。
取得後は各サービスの管理画面を開き、ConoHa WINGのネームサーバー情報(例:ns1.conoha.jpなど)を入力して、設定を変更してください。
ステップ2:ConoHa WINGサーバーへの追加
ConoHa WINGのコントロールパネルにログインし、左メニューにある「サーバー管理」から「ドメイン」を選択。 「+ドメイン」ボタンをクリックして、追加画面を開きましょう。


ここで、取得済みのドメイン名を入力します。


「無料独自SSL」は「利用する」を選んでください。 最後に「保存」を押せば作業は完了です
設定後、数分から数時間ほどでサーバーに反映され、SSL化も自動で終わります。 もし他社でドメインを取得していた場合、インターネット全体につながるまで最大72時間ほどかかるかもしれません。 焦らず気長に待ちましょう。
3つ目は無料で作成可能?ConoHa WINGの「サブドメイン」活用術
3つ目のサイトを作ろうと思い立ったとき、真っ先に「新しいドメインを取得しなきゃ」と考えていませんか。
実は、必ずしも新しいドメイン(独自ドメイン)を有料で買う必要はありません。
ConoHa WINGですでに持っている1つ目、2つ目のドメインを活用して、無料で3つ目のサイトを作る方法があります。
それが「サブドメイン」と「サブディレクトリ」という運用方法です。
私が新しいサイトを立ち上げるときは、予算の問題だけでなく「そのサイトをどう育てたいか」で、次の3パターンから最適なものを選んでいます。
1. 新規独自ドメイン(今回解説している方法)
全く新しい住所を取得する方法です。
- 既存サイトとは全く異なるジャンルを扱う(例:ペットブログ運営者が、金融投資ブログを始める)
- ゼロからブランドを作り上げたい
- 万が一、既存サイトがGoogleからペナルティを受けても、新サイトに影響させたくない
- 取得費用と更新費用がかかる
- ドメインパワー(サイトの評価)がゼロからのスタートになるため、検索上位に表示されるまで時間がかかる
2. サブドメイン(例:https://www.google.com/search?q=shop.example.com)
サブドメインは、既存ドメインの頭に文字列を加え、別の区画として利用する方法です。
もともとある家に、部屋を追加していくイメージです。


ConoHa WINGでは、サブドメインを無制限かつ無料で作成できます。


- 既存サイトと関連はあるが、テーマや役割が大きく異なる(例:ブログの読者向けにネットショップを開設する)
- ブランド名は統一したい
- コストをかけずに別サイトを持ちたい
3. サブディレクトリ(例:example.com/blog/)
サブディレクトリは、ドメインをフォルダ分けする方法です。WordPressでいえばカテゴリわけです。


WordPressを別のフォルダにインストールするだけ。簡単ですね。
- 既存サイトのテーマを拡張したい
- 既存サイトのドメインパワー(評価)を引き継ぎ、初速から検索順位を上げたい
- 費用をかけたくない
【比較表】3つ目のサイトを作る3つの選択肢
| 比較項目 | 新規独自ドメイン | サブドメイン | サブディレクトリ |
|---|---|---|---|
| コスト | 有料(取得費+更新費) | 無料 | 無料 |
| SEO評価 | ゼロからスタート | 独自ドメインの影響を一部受ける | 独自ドメインの評価を強く引き継ぐ |
| ジャンル | 全く別ジャンルOK | 関連ジャンル推奨 | 同一・派生ジャンル推奨 |
| リスク | 独立しているため安全 | 親ドメインがペナルティを受けると共倒れのリスクあり | 親ドメインの影響を直に受ける |
| 私のおすすめ | 本気で別事業をするならコレ | 関連サービスならコレ | サイト拡張ならコレ |
もし、あなたが作ろうとしている3つ目のサイトが「今のブログとは無関係の趣味ブログ」なら、迷わず新規独自ドメインを購入しましょう。
逆に「今のブログの派生コンテンツ」なら、無料で使えるサブドメインやサブディレクトリのほうが、SEOの観点からも有利に働くケースが多いです。
私は過去に、全く関係ないジャンルのサイトをサブディレクトリで作ってしまい、Googleからの評価が分散してどちらも順位が落ちる失敗をしました。
目的と予算を天秤にかけて、最適な形式を選んでください。
3サイト運営でも重くない?ConoHa WINGの推奨PV数と負荷の確認方法
「1つのサーバーに3つもサイトを入れて、表示は遅くならない?」 このような質問をよくいただきます。
結論をお伝えすると、ConoHa WINGなら全く問題ありません。 処理能力が非常に高いサーバーなので、個人ブログであれば10サイトほど運営してもサクサク動くでしょう。



わたしは9サイト運営してますが、サクサク動いてます。
ただ一点、注意してほしいのが「特定のサイトにアクセスが集中したときのリスク」です。
複数のサイトが同じ場所に同居していると、1つのサイトに人が殺到してサーバーの力を使い切ってしまった際、巻き添えで他のサイトまで重くなったり、開かなくなったりする恐れがあります。
お風呂やトイレを共有する「シェアハウス」をイメージすると、分かりやすいかもしれませんね。
今のサーバー状況を確認する方法
3つ目のサイトを追加する前に、現在の余裕を確認しておきましょう。


- ConoHa WINGのコントロールパネルにログイン
- 「サーバー管理」→「契約情報」をクリック
- 「リソース情報」を確認
ここのグラフが常に80%〜100%に張り付いている場合は、プランアップ(WINGパックのリザーブドプランなど)を検討するか、3つ目のサイト用に別のサーバー契約を考えましょう。
逆に、普段グラフが低ければ、安心して3つ目を追加してください。
3つ目のドメインにWordPressをインストールする設定手順
ドメインを追加し、ネームサーバーの設定が終わっても、まだ「土地」を用意しただけです。そこに「家」であるWordPressを建てる必要があります。
複数のサイトを運営する場合、インストール時に絶対に間違えてはいけない設定があります。以下の手順で慎重に進めてください。
インストール手順
左メニュー①「サイト管理」をクリックし、②サイト設定、③「+WordPress」ボタンをクリックします。


画像④「新規インストール」をクリックし、以下の項目を入力・選択していきます。
- ユーザー名・パスワード: セキュリティ面を考え、既存サイトとは違うものを設定することを推奨します。
- インストール方法:「新規インストール」を選択。
- URL: 自分のドメインが表示されているか再確認。「www」あり・なしは好みですが、最近は「なし」が主流です。
- データベース: 必ず「新しいデータベースを作成」を選んでください。
※既存のものを使うとデータが混ざって管理不能になります。
最後に「保存」を押せば完了です。
ドメイン取得後のWordPress開設は「かんたんセットアップ」がおすすめです。サイト作りに必要な「サーバー」「ドメイン」「WordPress本体」「テーマ」「セキュリティ(SSL)」を一括で設定できる機能です。


⚠️ インストール直後の注意点(SSL設定)
もし、インストール直後にサイトへアクセスして「この接続ではプライバシーが保護されません」と表示されても慌てないでください。
ConoHa WING独自の「無料独自SSL」が反映されるまで、最大で1時間ほどかかります。コーヒーでも飲んで待ちましょう。
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