WordPressテーマのSWELLを使うと、専門知識がなくてもLP(ランディングページ)を作成できます。
SWELLのLP機能を使うとデザイナーが作ったような質の高いLPが作成できます。
この記事では、SWELL LPの設定方法や具体的な利用手順を説明します。この記事を読めば、SWELLのコスパの良さがわかります。
この記事を書いている人(開く)

- ConoHaWING歴5年
- SWELL歴4年
- SEO検定一級合格
- 月収6ケタ(プラチナランク)
- 某ASPの社員









10分でLPが作れる!SWELLのLP機能【投稿・固定ページの違い】

SWELL LP機能とは、WordPressでLPを簡単に作成するための機能。SWELLユーザーであれば誰でも利用できます。
おくさんLP制作って「難しい」イメージあるわ…
SWELL LP機能は、普段の記事作成と同じSWELLのブロックエディターを使って作成します。
そのため、固定ページや投稿ページを作るのと同じ感覚で、初心者でも簡単にLPを作成可能です。



SWELLのLP機能は、SWELLテーマに標準搭載されており、追加料金0円で利用できます。
例として、既存の投稿ページからデモLPを作成してみました。
このデモLPの制作にかかった時間はわずか10分程度です。HTMLやCSSといった専門知識は一切不要で、クリック操作だけでLPが完成します。
SWELL LP機能で作るLPと、通常の投稿・固定ページとの主な違いは以下の通りです。
SWELL LP機能で作成するLPは、通常の投稿ページや固定ページとは独立しています。そのため、LPページでヘッダーやフッターを非表示にしても、サイト全体の他のページには一切影響がありません。
さらに、サイドバーを表示しない設定も可能なため、画面幅いっぱいにコンテンツを表示する「フルワイド」レイアウトも簡単に実現できます。
投稿ページをコピペして、ランディングページを作ってみた【実体験】


SWELL LP機能では、ゼロからLPを作ることも可能ですが、既存の投稿ページを元に作成する方法が簡単でおすすめです。
なぜなら、すでに完成しているページの内容を利用するため、制作の手間を大幅に削減できるからです。
以下に、既存の投稿ページからSWELL LPを作成する3つのステップを紹介します。
それぞれ解説します。
LP化したい投稿ページ、固定ページをコピーする


まず、LPにしたい既存の投稿ページ(または固定ページ)の内容を全てコピーします。
コピー元としては、すでに行動喚起ボタン(購入ボタンなど)が設置されているページを選ぶのがおすすめです。
なぜなら、LPの目的はユーザーに行動(購入や問い合わせなど)を促すことだからです。
これにより、アフィリエイト収益の向上につながります。
LP「新規投稿を追加」から、ペーストする


次に、コピーした内容を新しいLPページに貼り付けます。
- WordPress管理画面の「LP」へ移動
- 「新規投稿を追加」をクリック
- エディター画面で、コピーしたブロック(内容)をそのままペースト(貼り付け)します。


「LP設定」から表示を調整する
最後に、ページ右側にある「LP設定」パネルで、LPの表示を調整します。


SWELLの「LP設定」では、主に以下の6つの項目を調整できます。
- コンテンツの最大幅
-
数値で指定可能(例:900Pixel)
- コンテンツの囲み枠
-
- なし
- 線で囲む
- 影をつける
- アイキャッチ画像の表示設定
-
- 非表示
- フルワイドで表示
- コンテンツに収めて表示
- タイトルの表示設定
-
- 非表示
- 表示
- SWELLのスタイルを適用するか
-
- 適用する
- 適用しない
※常の投稿ページのように、記事のコンテンツにSWELLのスタイルを適用するかどうか。
- ヘッダー・フッター設定
-
- SWELLのヘッダーを使用する
- SWELLのフッターを使用する
これらの設定をクリックで選択するだけで、あっという間にLPが完成します。
以下デモサイトは、投稿ページをLP化したものです。
今回の例では、既存の投稿ページをSWELL LP化するのにかかった時間は、わずか10分でした。
「SWELL LP」知っておきたい注意点【デメリット】
SWELLのLP機能は非常に便利ですが、「デメリットは全くない」わけではありません。
利用する前に知っておきたい注意点を2つお伝えします。
SWELLテーマを使い続けることが前提
SWELLのLP機能は、SWELLテーマに組み込まれた機能です。
そのため、将来的に他のWordPressテーマに乗り換えた場合、作成したLPは表示が崩れたり、使えなくなったりします。特定のテーマに依存する点は理解しておきましょう
デザインの自由度は専門ツールに及ばない
SWELLのLP機能は「手軽さ」と「美しさ」を両立していますが、ドラッグ&ドロップでピクセル単位の調整ができるような専門ツールと比較すると、デザインの自由度は高くありません。
細部までこだわり抜いたLPを作りたい場合は、物足りなさを感じる可能性があります。
SWELL LPは「SNSアフィリエイト」と相性が良い【メリット】
SWELL LP機能の大きなメリットの一つは、SNS経由のアフィリエイトと非常に相性が良い点です。
なぜなら、SWELL LP機能を使うことで、情報を絞り込んだシンプルで分かりやすいページを作成できるからです。
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSユーザーは、長文を読むよりも、画像や動画で情報を素早く得たい傾向があります。



長文は見たくないです。
また、検索エンジンの進化、特にAIによるAI Overview(検索結果にAIが回答する)の導入により、従来のSEO環境は変化しつつあります。従来のSEOだけに頼った集客が難しくなる可能性が指摘されています。


そこで、FacebookやX(旧Twitter)といったSNSからの直接的なアクセスを集めることの重要性が増しています。
SNSを活用すれば、検索エンジンのアルゴリズム変動の影響を受けずに集客が可能です。特に、検索上位表示の難易度が高いとされるYMYL(Your Money or Your Life:金融、医療など)ジャンルの商材でも、SNS経由であれば収益化のチャンスが広がります。
つまり、SWELL LP機能で作成するシンプルで訴求力の高いページは、SNSからの誘導先として非常に効果的です。
SWELL「LP機能」で美しいページを作る3つのコツ
SWELL「LP機能」で美しいページを作る3つのコツをご紹介します。
それぞれ解説します。
ヘッダーとフッターを外す
1つ目のコツは、LPページではヘッダーとフッターを非表示に設定することです。
なぜなら、ヘッダーやフッターには他のページへのリンク(ナビゲーションメニューなど)が含まれていることが多く、それがユーザーの離脱につながる可能性があるからです。
LPの目的はユーザーに特定の行動を促すことなので、他のページへのリンクは極力排除し、ユーザーが目的の行動に集中できる環境を作るべきです。
デザイン面でも、ヘッダーとフッターがない方がスッキリとし、コンテンツに集中しやすいLPになります。


SWELL LP機能では、設定画面のチェックボックス一つで簡単にヘッダーとフッターを非表示にできます。
「フルワイド」を使う
二つ目は、フルワイドを使うこと。
なぜなら、フルワイド表示を利用することで、画像や背景色を画面幅いっぱいに広げ、特定の情報を強く印象付けることができるからです。


フルワイドとは、コンテンツの背景色や背景画像を画面の左右いっぱいにまで広げて表示できるSWELL独自の機能です。


通常の投稿ページや固定ページでは、幅の制限でフルワイド表示が難しい場合があります。
しかし、SWELL LP機能ではコンテンツ幅を自由に調整できるため、フルワイド表示を簡単に実現できます


さらに、SWELLにはフルワイド表示に対応した専用ブロック(「フルワイドブロック」や、カラム分割可能な「リッチカラムブロック」など)が用意されています。
これらのブロックを使えば、LP内の好きな箇所でフルワイド表示できます。
結果として、デザイン性の高いLPを短時間で作成できます。
画像をフルワイド用に作り直す
3つめのコツは、画像をフルワイド用に作り直すこと。
なぜなら、小さい画像を無理に引き伸ばしてフルワイド表示すると、画質が荒くなり、LP全体の印象が悪くなってしまうからです。
画像は縮小しても画質は劣化しにくいですが、拡大すると一般的に画質が低下します。
フルワイド表示は画像を大きく見せるため、あらかじめ十分な大きさ(横幅)のある画像を用意するか、フルワイド表示に適した画像を作成し直すことをおすすめします。
SWELLのLP機能と他のツールの比較
SWELLのLP機能は手軽で優秀ですが、他の専門ツールと比較するとどうでしょうか。それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
| 項目 | SWELL LP機能 | LP作成プラグイン(Elementorなど) | 外部LP作成ツール(ペライチなど) |
| メリット | ・追加料金0円 ・操作が簡単 ・表示が速い | ・デザインの自由度が高い ・高度な機能が豊富 | ・サーバー契約が不要 ・テンプレートが豊富 |
| デメリット | ・SWELLをやめると使えない ・専門ツールより機能は少ない | ・有料の場合が多い ・操作が複雑なものもある ・表示が遅くなることがある | ・月額料金がかかる ・独自ドメインが有料の場合も |
| おすすめの人 | SWELLユーザーで手軽にLPを作りたい人 | こだわったデザインのLPを自作したい人 | WordPressを使わずにLPを作りたい人 |
結論として、SWELLユーザーであれば、まずはSWELLのLP機能から試してみるのが最もおすすめです。もし機能に物足りなさを感じたり、より高度なデザインを求めたくなった時に、他のツールの導入を検討すれば良いでしょう。
SWELL「LP機能」は、SNSと相性良し【まとめ】
まとめです。
SWELL「LP機能」を使うと、投稿ページでLPを作ることができます。
結果的には、以下メリットを得られます。
- ブログ初心者でも美しいLPが作れる
- SEOやSGEを気にせず、アフィリエイトができる
- SNSアフィリエイトで稼げる
LPは「高額」や「難しい」というイメージありますよね。実際、50万円以上かけて、LPを外注する企業は多いです。
しかし、SWELLがあれば無料でLPが作れます。正直、SWELL「LP機能」だけでも、50万円以上の価値があると思います。




