
COMPASS(コンパス)で、Moz(モズ)連携したいです。でも、サイトが英語なので、設定方法がわかりません。わかりやすく教えてください。
COMPASSとキーワードスカウターSTでは、MozAPIと連携することで、Mozデータを取得できるようになります。
※APIとは、Application Programming Interfaceの略称
項目 | キーワードスカウターST | COMPASS |
---|---|---|
URL解析 | × | 〇 |
実被リンク数の平均値 | 〇 | 〇 |
総被リンク数の平均値 | 〇 | 〇 |
MozRank平均 | 〇 | 〇 |
Page authority平均(ページ影響力) | 〇 | 〇 |
Domain authority平均(ドメイン影響力) | 〇 | 〇 |
でも、Mozは英語がわからず、挫折した人も多いと思います。


そこでこの記事は、MozAPIを連携する方法を、画像を使って詳しく説明します。
この記事を読めば「キーワードスカウターST」or「COMPASS」で「SEOmoz解析関連」が使えるようになります。
結果、競合を避けてキーワード選定ができるので、SEOで上位表示できます。


<プロフィール>
- ConoHaWING3年目
- SWELL3年目
- SEO検定一級
- 月収6ケタのブロガー
- 某ASPの社員
プロフィールの根拠(クリックで開きます)






Mozとは?【正確なSEOデータを保有する企業】


Mozは、アメリカにある会社で、2004年から「SEO、サイトドメイン分析」に役立つツールを提供している企業です。
もともとは「SEOmoz」という社名でしたが、2013年5月に「Moz」と改名しました。
Mozの特徴は、世界で最も正確なSEOデータを保有していること。
さらに、無料で使えるツールも提供しているため、世界中の企業で、SEO対策の分析に利用されてます。
項目 | できること(Moz) |
---|---|
Keyword Explorer | キーワード分析 |
Site Crawl Test | SEO監査、クロール診断 |
Open Site Explorer | 被リンク分析、DA、PA、SPAM SCORE確認 |
Rank Tracker | 検索エンジンからキーワード、ページランキング追跡 |
Fresh Web Explorer | サイト、競合、関連先へのウェブ上の言及分析 |
Keyword Difficulty | キーワード難易度、検索ボリュームの調査 |
On-Page Grader | ページが最適であるか、の確認 |
しかし、Mozを利用するには、ハードルが高いです。
なぜなら、Mozのサイトが英語表記だからです。



英語が苦手な私。なんども、コンパスへの「MozAPI連携」を諦めかけました。
そんな人におすすめなのが、DeepL(ディープエル)というサイト。Google翻訳よりも精度の高いため、安心してMozAPI連携できます。
コンパスと連携するメリット【MozAPI】


コンパスとMozAPIを連携することで「SEOmoz解析関連」が利用できます(画像参照)。
項目 | キーワードスカウターST | COMPASS |
---|---|---|
URL解析 | × | 〇 |
実被リンク数の平均値 | 〇 | 〇 |
総被リンク数の平均値 | 〇 | 〇 |
MozRank平均 | 〇 | 〇 |
Page authority平均(ページ影響力) | 〇 | 〇 |
Domain authority平均(ドメイン影響力) | 〇 | 〇 |
用語解説
項目 | 詳細 |
---|---|
総被リンク | サイトにリンクされている全てのリンク数 |
実被リンク | 総被リンクから内部リンクを除いた実質的な被リンク |
mozRank | SEOmozが独自に算出している指標(上限10) |
Page Authority(オーソリティ) | SEOmozが定めるページの影響力(上限100) |
Domain Authority(オーソリティ) | SEOmozが定めるドメインの影響力(上限100) |
連携させることで、Mozデータと、狙っているキーワードが結びつきます。
なので、稼る、稼げないキーワードの判断がつくメリットがあります。
- 競合サイトのドメインがどれくらい強いか(撤退の判断)
- 狙っているキーワードで上位表示できそうか(簡単に稼げそうか)
- リライトで強化すべきキーワード(効率よく記事を修正)
ブルーオーシャンキーワードがすぐに見つかるので、時間が節約できます。
節約した時間は「記事作成、リライト、デザイン変更」などに使えます。
結果、SEOがあがり、競合と差別化できるブログに変化します。
MozAPIを利用する際の注意点
MozAPIを利用する際の注意点は、月の利用上限があること。


上限に達すると使えなくなります。連携NGの表記がでます。
ただし、1か月たつと、リセットされて利用できるようになります。
例えば、大量のキーワードを解析する月は、上限に達しやすいので、注意が必要です。
COMPASSとMozAPIを連携する方法【キーワードスカウターSTも可】


ここからは、キーワードスカウターSTやコンパスに、Mozデータを連携する方法を記載します。



Mozから、データを取得する手段が「MozAPI」です。APIを使うには、アクセスIDと秘密鍵を取得して、ツール連携する必要があります。
アクセスIDと秘密鍵を取得する方法は、3ステップで実現できます。
事前に用意するものは、メールアドレスと、クレジットカードです。
- メールアドレスは「①Mozアカウント作成する」で使います。
- クレジットカードは「②Moz内にクレジットカードを登録する」で使います。
Mozに、クレジットカードを登録する理由は、不正利用を防ぐためです。詳しくは、本記事の「クレジットカードの登録は安全?」にて、解説しております。



わたしは、Gmailでアカウント作成、楽天カードでクレジットカードの登録をしました。
①Mozアカウント作成する
まず、Mozアカウントを作成します。無料で作成できます。


アカウント作成ページにアクセスしたら、必要事項を入力して登録します。


登録したアドレスに、メールが届きます。


メール内にある緑色のボタンをクリック。


先ほど登録したアドレスと、設定したパスワードでログインします。
②クレジットカードを登録する
次は、Mozにクレジットカードを登録します。


以下リンクから「APIキーの管理」ボタンをクリック。


まず、会社の規模と、会社の業種を設定。ここは、おおよその数値で問題なしです。



わたしは、ブログでMozAPIを使うため、「2名」「マーケティング会社」で登録しました。


クレジットカード登録は、日本語ではなく、すべて英語で記載します。
英語で住所を記載する場合、逆から表記します。



自分の家の「英語住所」の書き方なんて、わからないわよ!
そんな人におすすめのサイトが「住所を英語表記に簡単変換 – 君に届け!」です。


日本語で住所を記載するだけで、英語の住所に変換してくれます。画像赤枠の部分を、MozにコピペするだけでOKです。


クレジットカードの登録ができたら、アクセスIDと秘密鍵が発行されます。
クレジットカード登録ができない
Mozのクレジットカード画面で登録ができない場合、以下3つを試してください。
- すぐに反映されないことがあるので、1日待つ
- 日本語に変換せず、英語表記のままクレジットカード登録する
- ブラウザを変えて再チャレンジ
わたしも、何度入力しても、エラーが表示されてしまい、時間を無駄にしました。
しかし「②日本語に変換せず、英語表記のままクレジットカード登録する」にて、解決できました。
③キーワードスカウターST、コンパスと連携
最後に、Mozで取得したアクセスIDと秘密鍵を使って、MozAPIを連携させます。
「キーワードスカウターST」or「コンパス」で連携可能です。




キーワードスカウターSTとコンパスでは、連携方法は同じで、以下6ステップとなります。
- 設定
- Moz設定
- Access ID
- Secret Key
- OKになっていることを確認
- 設定反映


クレジットカードの登録は安全?【アクセスIDと秘密鍵の発行】





MozAPIは無料で使えるの?海外サイトで、クレジットカードの登録しても大丈夫?
はい、無料だし安全です。
わたしも、クレジットカードを不正利用されないかと不安でした。しかし、問題なく、無料で利用できてます。
MozAPIを利用する際、クレジットカードの登録をする理由は、不正を防ぐためです。
もし「クレジットカード登録なし」で、MozAPIが使えてしまうと、データを使って転売、商売など悪用する人が増えます。
なので、あえてクレジットカード登録制にしてます。
この時、下記のような画面が表示されクレジットカード情報の入力を求められますが、個人を認証し、不正アクセスを防ぐ目的であり、この「MOZ LinksAPI 無料トライアルアクセスを取得」の画面へ入力したことで、クレジットカードに請求されることは無いと、MOZのサイト内に記述がありますので、ご安心下さい。※原本は英文です。
https://user.qalsi-search.com/start/moz-api-create.html


「それでも、英語サイトでクレジットカードを登録するのは不安だよ」
こんな人は、登録しないことをおすすめします。
なぜなら、100%防げる保証はないからです。



日本のサイトでも、不正利用はあります。
コンパスやキーワードスカウターSTは、Mozデータなしでも、ブルーオーシャンキーワードは見つかります。
「all in Title件数」「all in Title件数」の数値から、ブルーオーシャンキーワードを判断する方法です。
まとめ【【2023年最新】MozAPI設定方法を画像で解説~コンパス&キーワードスカウターST専用】


まとめです。
COMPASSとキーワードスカウターSTは、MozAPIと連携することで、Mozデータを取得できるようになります。
Mozデータとコンパスを連携することで、競合のドメイン強度や、狙っているキーワードの価値がわかります。
- 狙っているキーワードで上位表示できるか、できないか、判断できる
- リライトすべき記事ができる
- キーワードごとの難易度が数値でわかる
しかも、キーワードスカウターST(5,478円込)、COMPASS(8,778円込)は、買い切り。
一度購入すれば、生涯無料で、失敗しないキーワード選定ができます。
つまり、時間とお金を生涯節約できるので、MozAPI連携は、ブロガーに必須事項だと言えます。